情報が伝わらない人にどうやって情報を伝えるのか:日刊酒ねこ102
情報ってどうやったら伝わるか、というのを考えた時に「情報が伝わるってそもそも何だろう?」という疑問にぶつかったので、何を持って情報が伝わったと言う事になるか、を考えてみた。
1.情報を伝達する
2.脳味噌に入る
3.脳味噌に定着する
4.(情報を元に)行動が変わる
という感じかな、と思う。(あと「情報というのは行動を変えるために伝達するもの」という前提で話をしています。念のため。)
まずは情報を伝達をしないと始まらないんだけど、伝達方法を工夫する必要があると思う。情報が入りやすい環境を作る、脳味噌に入りやすい情報に加工する、情報量を減らす、情報を時間差で伝える等々。
ともあれ、情報を伝達し、脳味噌に入り、定着し、行動が変わるにはどうしたら良いのかな?というのを考えたんだけど、植物の成長と同じだなーということにふと気がついた。情報伝達は種を蒔くのと同じで、脳内に情報という名の種を蒔く。種が風で飛んでかないような適切な深さで蒔くのが大切。その後は、きちんと根付くように水をあげたり、肥料を与えた上で、ゆっくりと時間をかけて情報が根付き、定着するのを待つ。行動が変わるという芽が出始めたら、芽を摘まないようにゆっくりと愛情をもって見守る。
と、情報伝達を植物に置き換えるとこんなイメージなんじゃないかなーと思った。(情報の話を種に置き換えると、そっちも比喩ができるとか思ったけど省略。)
オイラはせっかちなので、情報をあたえた後に行動があんまり変わらない人を見ていると、情報の伝達を繰り返していたりしたんだけど、それは種の蒔き方として適切じゃないし、根が定着するのを待ってないし、芽が出たとしても芽を摘んでいる行為じゃないのかなーなんて思った。
せっかちに行動するのではなく、ゆっくりと愛情をもって見守るのが今のオイラには必要なんだろうな。きっと。人はそんなに簡単に成長しない。それは自分も含めて、ね。
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昨日の酒ねこ:氷結レモン→氷結グレープフルーツ→カリラ12年→メーカーズマーク
昨日の歩数:12,000歩(今朝のジョグ7分:16日間累計2時間49分)丹田呼吸6日目。
久しぶりにジョグ再開。ジョグをすると非常に頭がクリアになるので良い感じだな、とあらためて思ったり。今週はこの調子でゆるゆるとジョグをしようかな、と思う。しかし、何の違和感もなくジョグが再開できて自分でもビックリ。こういう意味でもライフログの力というのは偉大だな、と思う。文章を書き、読む事で脳味噌に定着し、それが行動に繋がる、と。やっぱり良い種を蒔いているから、良い芽が出てくるのかな、と思った。自分自身の行動についてもゆっくりと見守っていきたいな、と思った。
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◇2014/04/22(火)追記
「行動を伴わない知識はゴミである(意訳)」というのは吉田松陰の言葉であるけれども、最近本当にその通りだよな、と良く思う。
不要な知識は足かせ以外の何者でもないので、どんどん切り捨てた上で、自分が必要とする知識を行動を通じて体に編み込んでいきたいな、と思う。知識を得る→行動する→知識の有用性を理解する→更に行動する→...というようなサイクルが一番良いんだろうな、と思う。