酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

平清盛とか:日刊酒ねこ141

 

杏の眉毛が無いのが怖いよ!とかそういう話をしたいとかしたくないとか。

昨日、第二話を今頃見た。視聴率的にはふるわないとの事ですが、どっこい骨太で面白い。特に第二話から松山ケンイチが出てきてから、加速度的に面白くなってきた。当初は「平清盛松山ケンイチだと線が細すぎるだろ?」とか思っていたんだけど、演じている姿を見ると良い人選だなーとつくづく思った。

中井貴一の良い親父っぷりと、伊東四朗の狂った親父っぷりの対比も面白いし、葛藤の中に生きる平清盛の生き様もまた良い。加えて脇を固めているキャストが、みんな笑ってしまうほどの豪華ぶり。このテンションで行くなら一年見ても良いかなーとか思ったりもした。

また、あの時代の背景がさっぱりわからないのも面白い。平清盛と言えば、武家の時代を作り、「平氏にあらずば、人にあらず」みたいな名台詞を吐いた、くらいの知識しかないので。

平安時代に犬公方みたいな生類憐れみの令があったのもはじめて知ったし、院政とか禅譲とかの状況も知らなかった。ある意味、あそこまで精神的に追い詰められた鳥羽上皇三上博史)が今後、どのような動きをするのか、が楽しみだったりもする。

あと、昨晩はユニコーンガンダム3巻見た。とにかくユニコーンガンダムが戦闘するシーンが鳥肌が立つくらいにかっこよい。理由はわからないけど吸い寄せられる。オイラは原作を知っているのでストーリーを追う必要がなく、安心してモビルスーツの戦いに没入できるのもまた良い。あと、フル・フロンタルの声がシャアの中の人なのが妙にはまる。(あたりまえ)5巻の発売は既に決まっているとのことなので、4巻もまたゆるゆると見たいなーと思うなど。いや、ここまで息を飲めるアニメーションを見れる幸せはあるよな、と思った。

やっぱりオイラは良い物語に触れているのが一番幸せなんだなーと感じた昨晩でありました。

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昨日の酒ねこ:琥珀エビス×2→にごり杏露酒×3

体調が良いと調子に乗って飲み過ぎちゃうのがオイラクオリティw
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◇2014/07/07(月)追記
平清盛は結局最後まで視聴。個人的には「清盛最後の暴走の理屈づけ」はきちんとして欲しかったな、という感想だった。あの暴走に上手く理由付け出来れば本当に名作ドラマになったのにな、と思ったりした。最後まで「権力を持った人の暴走、もしくは老害」みたいな域をでなかったのは今思い返しても残念に思う。うまいロジックは考えられたと思うんだけどね。ともあれ、理屈的にも感情的にも共感できなかったのは「ドラマ」として非常にもったいないな、と思う。

ユニコーンガンダムは6巻まで見ていて、7巻はレンタル待ちという状況。原作と結構違うシーンが多い気がする。原作本は処分しちゃったけど、7巻見た後にまた買い直そうかなーとちょっと思ったりした。

いずれにせよ、オイラは良い物語があるとニコニコして過ごせるな、と改めて思うなど。