足かけ12年でローマ人の物語読了
徐々に温かくなってきた。コートを着ていると「ちょっと暑いかも」と思うことが増えてきた。このまま春になると良いなぁ、と思いつつも、最近花粉症気味なのでもうしばらくは寒くてもいかな、とも思ったりしている。
さて、ローマ人の物語はついに読み終わりました。全43巻。文庫化してから読み始めたんだけど、文庫1巻の出版日を確認すると、2002年3月になっていたのでちょうど12年かかった計算。最初にこの物語を読み始めようと思った12年前の自分に思いを馳せて見たけど、その当時の事はさっぱり覚えていない。1巻からの出来事を思い出してみるに、建国から帝政への移行を経由し、五賢帝の時代くらいまでは面白く読めたんだけど、徐々に帝国が崩壊していく巻になってくると読む手が止まったのを思い出す。
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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最後はノルマのような惰性な感じで読み進めちゃったけど、きちんと読み終えて良かったな、と思える作品群でした。ともあれここまで長い作品を読むことって、将来も無いのかなーと思う。巻数が多いので、無条件にはオススメしませんが、カエサルの部分までは読んで損なしだとは思う。
しかし12年か。12年前の事なんてほとんど覚えてなくて愕然とする。そして12年前と比べてあんまり成長してないなぁ、と思うことにも軽く呆然とする。まぁ、自分のペースですこしづつ成長していくしか無いよな、と改めて思う。
あとは、「ゼロ秒思考の作り方」を読了。久しぶりに実用書読んだ。たまにはこういう本を読むのも脳みその刺激になっていいなぁ、と思ったり。ゼロ秒思考を作り出すメソッドは「A4横の紙に一つのテーマについて1分間書き殴る×10セットという事をやる」という感じ。Amazonの書評に詳しいメソッドが書いてあるので、それを真似すると良い。手法については、書評に書いてある以上も以下も無い。あと、何故このメソッドをやると思考力が上がるのか?は本を読んでも正直よくわからないので、とにもかくにもやってみるのが大切なんだろうな、と思った。ちなみにまだ試してない(笑)
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昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ→ウィスキーお湯割り→カリラ25
昨日は久しぶりに深酒。たくさん飲むと太るのはわかっていながらも、飲んでしまうのがオイラクオリティ。そろそろジンとか買おうかなぁ、とかぼんやり考える。