酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

完璧な文章が無いように、永遠に続く店も無い

 

ようやく金曜日。先週は緊急の仕事を処理するのに手一杯で土曜日も働いた。今週は先週ほっぽり出した仕事を淡々と処理していて、気がつけばだいぶ仕事の山も減りました。今日一日がんばれば積み残しの仕事はだいたい無くなるかな、という塩梅。

 

我ながら先週・今週とよく働いたなぁ、と思う。あと「今週は生存する事」を最優先課題として、趣味の時間は最小限にして寝る時間を増やしたのも良かったかな、と思ってる。ともあれ、気を抜かずあと半日をなんとか乗り切ろうと思う。

 

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さて、東京で暮らしていたときに良く行っていたバーが銀座にあった。銀座のバーと行っても価格が高いわけでは無く、料金は非常に良心的。ただ、出てくるつまみは全て無添加にこだわり、カクテルに使うフルーツも無添加かつ旬のものに限定というこだわりがあった。

 

本当に良く通ったし、東京から静岡に引っ越してからも事ある毎に通っていた。

 

つい先日、東京に行くことがあり、銀座で安いホテルを予約できた事もあり、ふと懐かしくなってバーの前まで行ってみた。すると「昨年末をもって閉店しました。」という趣旨の張り紙が。その張り紙を見た瞬間に愕然としてしまい、とても現実の出来事とは思えなかった。あたかも夢の中の出来事の様だった。

 

バーを離れホテルまでの道のりの間に、過去の様々な思い出が走馬燈のように浮かんでは消えた。

 

永遠に続く店なんてないし、同じ店だとしても店員含めて同じ雰囲気を永遠に続けられる店なんてない。そのことは知っていながらも、なんというか自分の中で、そのバーの閉店を受け入れるまで非常に時間がかかった。

 

まぁ、未だに完全には受け入れては居ないんだけどね。ともあれ、ある種オイラの中の重要な柱みたいなものが消えてしまった感がある。古くからの友人に先立たれてしまったかのような。

 

出会いは別れの始まり。さよならだけが人生だ、とは言うけれども、こういう喪失感を抱えながら生きていかなきゃいけないんだよな、と改めて感じた出来事でありました。

 

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昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ→一番橋(黒糖焼酎)ロック×3

3日連続して同じ飲み方している。自分自身、焼酎の中では芋>>麦>黒糖>その他くらいの順位付なんだけど、黒糖焼酎をここまで美味しく飲めることに正直、自分自身がびっくりしている。たまにこういう当たりにぶつかるから、お酒を飲むのがやめられないんだよなぁ。とりあえず、今晩も飲みそうな予感。