酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

2015年7月に読んだ9冊を今更レビュー

一昨日、昨日に引き続き7月に読んだ本をレビュー。10月に入って肌寒くなってきたけど、7月は暑かったなぁ、とか思い出す。

 

7月に読んだ9冊は以下の通り。例によって面白い順に並べました。村上春樹の再読が4冊有るので、新しい本は実質5冊。この5冊については、どれもオススメできますね。しかし、我ながら本に関しては雑食だよなぁ、とか改めて思う。

 

 ・意志力の科学

 ・ポジティブの教科書

 ・スクリプトドクターの脚本教室・初級篇

 ・1日ひとつだけ、強くなる

 ・男と女のワイン学

 ・もし僕らのことばがウィスキーであったなら

 ・ダンスダンスダンス 上下

 ・雨天炎天

 

WILLPOWER 意志力の科学

WILLPOWER 意志力の科学

 

 

意思力の科学は、どうやったら意思力を上手く使えるのか、が書いてある本。意思力について科学的に分析してあるので、非常に説得力がある内容だったと記憶しているんだけど、肝心の中身については結構脳味噌からこぼれているので、今月か来月に再読したいな、と思ってる。再読して気合いがあれば別途レビューします。

 

 

ポジティブの教科書は武田早雲さんの本。単純にポジティブになると良いよ!という本ではなくて、実生活に基づいた、言うなれば地に足が付いた内容なので非常に読んでいて参考になった。こちらも本の内容を割と忘れているので、今年中には再読したい気分。

 

スクリプトドクターの脚本教室・初級篇

スクリプトドクターの脚本教室・初級篇

 

 

スクリプトドクターは、三宅隆太さんの本。ライムスター宇多丸さんのラジオ経由で三宅さんの存在(およびスクリプトドクターとは何か)を知ったけど、この方は本当に多彩で話が非常に面白い。もちろん本も超絶面白かった。どうやったら良い脚本が出来るのか、という内容かと思いきや、どうやったら良い物語が紡げるのか、という内容が主となっており、物語を書きたいと思っている人は必読の内容だと思った。この続きも本が売れれば執筆予定とのことなので、非常に楽しみ。皆さんも買ってください(笑)

 

1日ひとつだけ、は格闘ゲーム好きなら知らない人が居ないと言われるウメハラさんが書いた本。この人の書いた本はこの本を含めて3冊読んでいるけど、どれも一般の社会人が読んでも非常に参考になる内容。ゲーム好きな社会人なら読んで損無しだと思う本。男と女のワイン学は、ワイン初心者からちょっとワインをかじったことがある程度の人は、読むと非常に参考になるワイン本。初心者はどんなワインを頼めば良いのか?が非常によく分かる本。次にワインを頼むときには参考にしたい。

 

村上春樹の4冊は、改めて読んでも非常に面白かった。ウィスキー本は既に4回くらい再読しているけど、何回読んでも面白いし、何回読んでもアイラ島に行きたくなる。この人の書く文章って独特のリズムがあるので、頭にすっと入ってくるから非常に好き。再読に耐えられる文章強度がある事に加え、再読の度に表情を変えてくるのも素敵。どういう思考ルーチンででこういう文章書いているんだろうな、と感心するばかり。

 

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

 

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昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ青酎(ロック)

青酎青ヶ島芋焼酎なんだけど、色んな種類がある。昔飲んだものとは別のラベルのを買って飲んでみたけど、この青酎は普通の味でした。前に買った方が美味しかったので、次はそれを確保する予定。体調は相変わらずいまいちだけど、お酒は美味しく飲めているので良しとしたい。

 

ちなみに美味しかったのはこれ。

青ヶ島酒造 青酎 池之沢 芋 35度 700ml