酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

2015年8月に読んだ5冊を今更レビュー

 

5.6.7月のレビューに引き続き8月に読んだ本をレビュー。こういうレビューもやり始めればサクサク終わるのはいつもの事。やっぱり選択と集中を行う事と、きちんと流れを作ると早いという印象。毎日やる、習慣づけるのは本当に大切だと改めて思うなど。

 

8月に読んだ5冊は以下の通り。例によって面白い順。村上春樹の2冊は海外で編集された短編集の逆輸入版。一部の新作や書き直しはあるものの、ほとんどが再読だったので、新しい本は実質3冊かな。8月は仕事が忙しかったし、体調不良との戦いだったなぁ、と改めて思いだす。

 

 ・日本株はバブルではない 

 ・大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。

 ・仙台ぐらし

 ・象の消滅

 ・めくらやなぎと眠る女

 

 

 日本株はバブルでない、はファンドマネージャーの藤野さんの本。日本企業はROEが低すぎるが、日本はROEを高める政策を始めて来たので、これから株価があがる、という話。オススメ銘柄もたくさん書いてあるし、読んでみてなるほどね、と思う内容も多かった。ただ、単純にROEを高めるだけでは、弊害もいろいろとあるので、鵜呑みにしてはいけない内容でもあるね。

 

大丈夫だよ、は斉藤一人さんの本+CD。この方の本はたまに読みたくなって買う事が多い。過去に5冊くらい読んだけど、だいたい言っている内容は同じだったりする。自分で自分のエネルギーレベルを高める、周りに振り回されず自分自身を確立する、そして周りのエネルギーレベルを上げるように動けば成功する、みたいな。まぁ、手を変え品を変え、色んな角度で言ってくれるので、読んだり聞いてるだけで自分のエネルギーレベルが上がるという寸法。付属CDはとりあえず毎週聞いてる。聞く癒やしサプリみたいな感じ。

 

仙台ぐらし、は伊坂幸太郎さんのエッセイ。本人も言っているとおり、伊坂さんはエッセイ向きの作家じゃないなぁ、という印象はある。作者が楽しんで書いてないので、読者にも楽しさが伝わらないみたいな感覚がある。ただ、文章は抜群に上手いので、サクサク読めてしまうのはさすが。ファンなら読んでも良いけど、ファン以外にはオススメしないかな。

 

象の消滅とめくらやなぎと眠る女は、村上春樹さんの短編集。海外の編集者が日本で発表されている短編集から再構築して新たな短編集を作っている。一部新作あり。また、村上春樹本人が英語から日本語に再構築した作品もあって面白い。要は日本語→英語→日本語になった文章がある、ということ。村上春樹の短編集は手元にほとんど残してないので、久しぶりに再読できて楽しめた。

 

----

8月で読んだ本で、無条件でオススメする本はないなぁ、という印象。まぁ、こんな月もあるよね。

 

----

一昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ→蔵の師魂(ロック)

キットカットのスィートポテト味なる商品を見つけたので、芋焼酎とマリアージュ。予想通り美味しかった。体調不良でもお酒が美味しいく感じられるのはありがたい。

 

昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ

仕事が忙しかったので、軽く1本飲んで終わり。週末は美味しいワインでも買って飲みたいなぁ、とそんなことをふと考えた。