酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

2015年12月に読んだ本の感想

2015年12月に読んだ本は9冊。例によって面白い順に並べてみます。12月は割とたくさん本が読めた印象。2016年もたくさん本を読みたいな、と思う。
 
 ・ラオスにいったい何があるというんですか?
 ・博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか 
 ・白熱洋酒教室
 ・逆転
 ・日本の宝・和牛の真髄を食らい尽くす
 ・ゆるんだ人からうまくいく。 意識全開ルン・ルの法則
 ・宇宙戦艦ヤマトをつくった男 西崎義展の狂気
 ・「業界再編時代」のM&A戦略  №1コンサルタントが導く「勝者の選択」
 ・最速でおしゃれに見せる方法(3回目)
 
ラオスにいったい、が12月で読んだ本の中で一番面白かった。村上春樹の紀行文をまとめた物。ベースはJALの機内誌用に書いた文章とのことで一般向けに書いた内容が多く、過去の紀行文にあったような破天荒な内容はなりを潜めている。あと、昔は貧乏旅行をしていたのでトラブルに遭遇していたと思うんだけど、村上さんが老年になった事に加え、お金もあるため全体的に優雅に旅行になっているため、トラブルも少ない。トラブルが少ないが故に紀行文としての面白さが減じているという感じもある。やっぱり旅ってトラブルがあるからこそ面白い、というのがあるからね。まぁ、色々書いたけど、読み始めたらあっという間に読み終わったので、買って損はなかったなとは思ってる。ただ、昔の紀行文のように繰り返し再読するか、と問われるとたぶん繰り返しの再読はしないんだろうなぁ、とも思う。
 
博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

 

 

博多うどん、はサカキシンイチロウさんの本。ほぼ日での連載は連載当初から毎週楽しく読んでおり、今回は久しぶりの新刊ということで喜び勇んで買ってみた。内容は、博多うどんは美味しいのだが、なぜ関門海峡を超えられないのか、という事について紀行文を中心に書いてある。表題の謎解きはびっくりするような内容ではなくて、至極単純な理由が書いてある。そういう意味では読んでいて肩すかしだったけど、紀行文としては抜群に面白いし、読んでいると、たまらなく博多うどんが食べたくなってくる。素敵な文章でした。勢いがある紀行文という意味では村上春樹より上かもなぁ、とそんなことをぼんやり考えた。
 

 

白熱洋酒教室 (星海社新書)

白熱洋酒教室 (星海社新書)

 

 

白熱洋酒教室は、ウィスキー、ラム、ブランデーについてわかりやすく書いてある本。ラムについては個人的にあんまり知らなかったので、非常に楽しめた。ウィスキーやラム、ブランデーについてよく知らないけど知識を学びたいという人には非常にオススメ。ただ、本を読んでいて気になる点としてリニューアルした余市についてはっきりと書いてなかった所。ウィスキーが好きで、リニューアル余市の事を触れるなら、しっかりと自分が感じた味について書くべきだと思う。
 
ちなみにオイラ的には「開栓したときは従来の余市の30%くらいの味、しばらく置いておくと65%くらいの味になった」という感想。値段が高くなったのは仕方がないとしても、熟成度合いの低いのを商品を出してきたのには正直ガッカリでした。ウィスキーって長期熟成する商品なんだから、長年のお客さんの期待を裏切るような商品を出しちゃダメでしょ。ほんと。まぁ、また10年後くらいの余市に期待したい。
 
逆転は、元日本代表ラグビーコーチの人が読んでいた本だと言うことで読んでみた。各種の人生における逆転劇について書かれており、序盤から数章は最高に面白いのですが、後半に行くに従って尻すぼみという印象。後半まで序盤のテンションで突き進んだら最高の本だったと思う。まぁ、総じて面白かったので、読んで損なしだとは思うけど、序盤が良すぎたという感じかな。和牛の本も最初は面白いんだけど、後半に行くに従ってまとまりのない内容になってきた印象。あと筆者が経営しているお店で肉を食べないと結局よく分からない、という感覚にも包まれた。和牛に興味がある人は読んで面白いと思う。ゆるんだ人は、まぁ、なんというか表現するのが難しい本。呼吸を吐く際にゆるむと上手くいく、加えて付属CDを聞くと体がゆるんで良い、という内容。個人的には割とこういうオカルトっぽい感じの本は好きなので非常に楽しめたけど、万人に勧められるかと言われると微妙な感じはある。CDも5回くらい聞いたけど、その後は聞いてない。
 
ヤマトの本は、なんというか破天荒な男が作った規格外のアニメ作品があり、巻き込まれた人は大変に苦労をしたが、生まれた作品は間違いなく日本の文化を変えた、と言っても過言ではないものが出来た、という内容。どの時代も狂気な人が時代を変えるんだなぁ、とそんなことを思った。強烈に面白いのですが万人に勧めることが出来る内容か、と言われると非常に微妙な感じ。M&A本は売る側の視点の本で有り、買う側の視点では「M&Aセンターの広告本」みたいな内容だった。もちろん、参考になる内容は多かったんだけど、買う側の視点の話を読みたかったので食い足りないなぁという印象。最速でおしゃれは、再読3回目。読めば読むほど再発見があって面白い。そろそろおしゃれについては実践してみた方が良い気がしてきた。
 
あと、オイラの悪癖として、「理論は大量に学ぶのだが、行動はしない」というのがある。今年はいろんな知識を身につけるのも良いけど、いろんな事を実践していきたいな、とそんなことを思ったりした。
 
 
 
 
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