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酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

2016年7月に読んだ本をレビューする

先月の10冊

7月に読んだ本は3冊でした。大量の漫画の再読やらペルソナ4(ゲーム)を遊びすぎて読書は進まなかった印象。ペルソナ4は無事に2周クリア(+プラチナゲット)したので、8月はたくさん本を読みたいな、と思っています。さて、読んだ本は例によって面白い順に並べてみます。漫画は読んだ順番に並べてますが、どれも非常に面白かったです。

 

 ・史上最強の哲学入門

 ・ジブリの仲間たち

 ・WHYから始めよ

 

 ・うしおととら(頭から全部)

 ・ジョジョリオン(頭から最新刊まで)

 ・ハイスコアガール(頭から最新刊まで)

 

 

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

史上最強の哲学入門 (河出文庫)

 

 

史上最強の哲学入門は、哲学の一般知識を身につけたいとAmazonで検索したら一番上に出てきた本を評判が良さそうなので買ってみたんだけど、冒頭の文章を読んだら爆笑。哲学×バキ*1というまさかの構成。バキの最強選手登場シーンを哲学者に当てはめるとか、どういう発想だよ!それがものすごく面白いから困る。

 

本の内容も序文同様にイロモノかと思いきや、内容は一般人が読んでもわかりやすい内容に仕立ててあり、全体の構成も「真理」「国家」「神」「存在」という4つのテーマに分類し、各テーマ毎に紀元前から現代まで哲学者を並べて説明するという構成で非常にうまいし、流れがわかりやすい。哲学の入門書としては、これ以上の本は無いんじゃ無いかな、と思ったりもした。哲学に興味があるけど、体系的に勉強してみたいと言う人には超オススメ。同本は西洋中心ですが、東洋版もある模様。ただ、現時点ではまだ文庫化されていないので、文庫化されたら即買おうと思ってる。

 

 

ジブリの仲間たち (新潮新書)

ジブリの仲間たち (新潮新書)

 

 

ジブリの仲間たち、はジブリ映画が何故ヒットしたのか、という手法を事細かに記した本。宣伝費を大量に使って、様々なメディアに映画情報を大量に露出すれば宣伝費に応じてヒットしますよ、と簡単に書いてある。ただ、よくよく読むと作品毎、時代毎に宣伝手法を切り替えたり、泥臭い事もたくさんやっており、この人のまねをするのは相当大変だし、同じようにやっても簡単にヒットする映画を作り出せるわけもないな、と思った。時代の流れをうまく見極めて、その波にうまく乗っているな、と感じた。流れを掴むのも、流れを乗りこなすのも大きな才能だよな、とも思う。もちろん、映画本体が良くないとどれだけ宣伝してもダメという側面もあるので、宮崎・高畑という両天才がいてこその大ヒットだとも思う。

 

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

 

 WHYから始めよ、は有名なTED(Technology Entertainment Design)動画を本にしたもの。WHY(なぜ)を企業理念に入れている企業は強いが、時代と共にWHYが薄れると企業が衰退していく、という感じの内容。TED動画見てから本を読んだんだけど、話の骨子自体はTED動画を見れば掴めるので、わざわざ本を読む必要は無いかな、というのが読了後の正直な感想。内容は面白いけど、動画ほどのインパクトは無いというか。興味のある方はまずは動画からどうぞ。

 

 

 うしおととらは、最近アニメ化されたのを全部見たんだけど、最終回を見終わった後に、どうにもこうにも食い足りない感が残ったので、原作を全部読み直した次第。アニメは全体の尺の影響で、原作に存在した色んな登場人物を切り捨てているんだけど、この切り捨てられた登場人物達こそが、うしおととらという物語には必要不可欠なんだな、と漫画を読み直して思ったりした。もし、もう一回アニメ化する事があるのならば、全てのエピソードを加えて作って欲しいな、と思った。まぁ、そんな奇跡は起こらないとは思うけれども。

 

 

 

ジョジョリオンは、最新刊が出たので読んだんだけど、話の内容が頭に入ってこなかった*2ので、既刊を全巻頭から読み直したんだけど、なんと豊潤な物語なんだと、感心しきり。再読が終わって、これまでオイラは一体何を読んでいたのか、と愕然するくらい面白かった。

 

もちろん、物語を途中まで読んでいるので物語に入りやすい面はあるし、状況がかなり分かっているので色んな伏線を理解しやすいという側面もある。ただ、最初に読んだ時は作者が書こうとしていた物語を全然理解出来てなかったな、と反省しきり。あと、最新刊の展開も非常に熱くて面白かった。続きも早く読みたい。

 

最近は、大量に流れてくる情報を処理するために色んな事を早く対処するクセが付いてしまい、物語もサクサクと読んでしまっているという事実に気がついた。物語を深く楽しむには、もっとスローダウンすることが必要だな、とそんなことも思った。

 

 

 

ハイスコアガールは古き良きゲームセンターを舞台にしたラブコメ。というか、ラブコメと知らずに読み始めて、途中で物語のテーマに気がつくとか、どんだけぼんやりしてるんだ、という感じ。物語の主人公と同じくらいの鈍感さというか。ともあれ、スト2*3の時代のゲーセンが疑似体験出来て面白いし、妙に懐かしいなぁ、と思ったりした。

 

あの頃のゲーセンは本当にびっくり箱というか宝箱というか、行く度に新しいゲームがあるというワクワク感があったな、と懐かしく思い出す。あれと同じワクワク感ってあの時代でしか味わえないよな、と思ったりもするので、良い時代を過ごすことが出来たな、と改めて思ったりした。

 

ところで、ハイスコアガールKindleで読み始めたけど、最新刊まで一気買いしてしまいました。読みたい作品が読みたいときに読めるので、本当にKindleってありがたいな、と思う。反面、ものすごい勢いでお金が吸い取られるので恐ろしい仕組みでもあるけどw ともあれ、こんな面白い物語を訴訟で2年間も止めていたという事実に腹立たしさを覚えつつも、訴訟でニュースにならなかったら多分、この物語は読んで無かったなとも思う。そういう面では世の中って良い面もあれば悪い面もあるよな、と思ったりもする。まさに禍福はあざなえる縄のごとし。

 

ともあれ、この物語も必要以上にダラダラ伸ばさずに、卒業と同時にメインストーリーの幕を閉じて、最後後日談をちょっとくらい語る、くらいのバランスしてもらえると嬉しいなぁ、と勝手に思ったりもした。この物語には全力さが似合うので、引き延ばしは似合わない気がする。ともあれ、格闘ゲーム全盛時代*4にゲーセンに入り浸った経験がある人には無条件でオススメします。というか、それ以外の人は読んでも面白く無いかも知れません(笑)

 

という感じで、7月はゲームと漫画三昧という感じでした。

 

8月はKindleの黒船サービス(定額読み放題)が始まりましたね。とりあえずざっくりと眺めてみたけど、思った以上に雑誌類も豊富でこれ、雑誌がますます売れなくなるんじゃ無いかな、出版社大丈夫かな、と余計な心配をしてしまう。小説・漫画は探せば宝が埋まっている程度のラインナップで、ビジネス書・啓発本は割と古典や最新作もあるので、比較的宝が多いイメージかな。

 

そういえば、オイラが超絶にオススメしている漫画、Landreaallも当該サービスの対象となっており、1巻だけじゃなくて26巻(現在は27巻まで刊行中)まで読めるので、未読の方は是非この機会に読んでみてください!とりあえず、3巻までで一度物語は閉じているので、1-3巻まで読んでみるのをオススメします。おがきさん(作者)にたくさんの印税が降り注ぎますように!

 

Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

 


ともあれ、こういう定額サービスが広がると、お金を捻出すると言うよりも、時間を捻出する、という事の方が大切になってくるな、とそんなことを思ったりした。昔に比べるとびっくりするくらいに良い時代になったな、と思う。今の定額サービス(動画、音楽、本)に加えてゲームの定額サービスが出てきたら寝る時間無くなるな、と余計な心配をしてしまう今日この頃でありました。

*1:バキは格闘漫画ですね。

*2:要は既刊の話を断片的に忘れていた

*3:格闘ゲームの金字塔。ストリートファイター2の事ね。

*4:スト2とかヴァンパイアとか餓狼伝説とか

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