酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

ありがとうヨンソン監督。

ヨンソン監督の解任が決まってしまいました。

 

個人的には、数年前にボロボロとなったエスパルスを、ここまで再生してくれたヨンソン監督には感謝しかありません。ヨンソン監督の手腕は疑いのないものだったし、けが人が多い中の選手起用法や若手の抜擢にも光明を感じていたので、あと数試合は結果が悪くとも応援し続けるつもりでした。

 

また、昨日の川崎戦は、試合内容は良かったと思っています。今シーズンあれだけボールが保持できた試合って、そんなになかったと思うし、攻守にわたり互角以上に戦っていたと思っています。あと、川崎に簡単に勝てるとは思ってなかったので、負けたこと自体は悔しいものの受け入れられる結果でした。

 

失点自体も、チーム戦術や選手起用が悪かったというよりは、1失点目はGKのポジショニングミス(六反の負傷が悔やまれる)だし、2、4失点目は相手FWの個人技がものすごかったし、3失点目も大島のスーパーなシュートを褒めるしかないし。まぁ、1.2失点目はDF次第でもう少しなんとかなった余地はあったかも、ですが。

 

得点が取れないことに関しては、カウンター時のミスが多いことや、綺麗に攻めようとしすぎているが故にDFに止められるケースが多かったので、もうちょっと泥臭く強引にシュートを打っても良いかな、と思ったりはしました。あと、川崎DFの質の高さも非常に感じました。攻守とも素晴らしい出来。特にあの外国人DFは半端なく能力が高かった。あのDFじゃなければ得点になっただろ、と思うシーンも何回かありました。

 

あとは、過去2試合で得点が認められなかった不運が、チームの流れを悪くしたのもあるし、レギュラーボランチ2枚を怪我で欠いている不幸もあるし、ドウグラスも調子は上がってきたものの8割くらいの出来だし、監督が悪いからこの結果だ、とは言えないと思っています。

 

また、今シーズンは、白崎・フレイレの移籍からはじまり、ベテラン選手の大量移籍、ホペイロの解任、妙にけが人が増えた不運、2試合ゴールが認められない等のボタンの掛け違えがことごとく悪い方向に向かってしまったという印象がありますね。なので、監督だけに責任を負わせるのは個人的には納得がいかないです。*1

 

まぁ、何にせよ解任は決まってしまったのは事実し、責任を負うのは監督の仕事でもあるため受け入れるしかないな、と今は思っています。篠田新監督には思い切って采配してもらいたいし、残された選手はヨンソン監督の分まで戦って欲しいです。

 

ともあれ、ヨンソン監督、今まで本当にお世話になりました。次節以降、スタジアムでヨンソン監督を見られないと思うと非常にさみしいです。これからのあなたのサッカー人生が輝かしいものになりますように、静岡の空の下から祈っております。

*1:まぁ、3バックへは変更しなくても良かったかな、と個人的には思っていますが。