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酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

2016年3月に読んだ本をレビューする

 3月に読んだ本は(漫画を除いて)7冊。2月よりは読めたけど、例月(10冊/月)よりは読めなかった感じかな。今月読んだ本はどれも面白かった。例によって面白い順に並べて上位3冊についてたくさん書きます。

 

 ・Landreaall再読(頭から全部) 

 ・冒険手帳

 ・男と女のワイン術2

 ・1回5分体が喜ぶ健康術×2セット

 ・スカイクロラ 

 ・天冥の標 2冊

 ・首を整えると脳が体を治しだす

 

 

Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

Landreaall: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

 Landreaallは漫画ですが別格に面白いので改めてご紹介。既刊が20冊を超えるシリーズなので、オススメしずらくなっちゃったけど、「王とは何か?」を真正面から考えるファンタジー作品で、非常に読んでいて面白いです。大人が楽しめるファンタジーというか。とりあえず1-3巻で物語が一回閉じているので、ご興味がある方は3巻まで読んでみるのオススメします。作者(おがきちか)さんが書く絵柄は一見シンプルに見えるのですが、表情が非常に豊かで、特に目線で語ってくる事が多いです。あと特筆すべきは皮肉の表情。なんとも言えず味わい深いです。そうそう、タコのスクリーントーンも見所です。

 

あと、この物語は伏線の張り方が非常に巧みなのもポイントかな。5~10巻くらい前の伏線を平気で拾ってくるのがなんとも言えない味となっている。またいくつもの伏線が複雑に張り巡らされているので、再読すると無類に面白いんです。「ああ、この話の伏線はここから引かれている!」とか、「この意味深なセリフはこういう意味だったのか!」というのが後付けで分かって面白い。定期的に読み直しているんだけど、久しぶりに全巻読み直してみたけど相変わらず面白かった。読む度に面白い発見があるし、こういう再読に耐えうる物語って素敵だなぁ、と思う。このまま末永く続いて欲しいと思う気持ちと、きちんと物語を閉じて欲しいという気持ちの両方があるのが正直な今の気持ち。

 

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)

冒険手帳―火のおこし方から、イカダの組み方まで (知恵の森文庫)

 

 冒険手帳は大昔に自宅に転がっていた本なんだけど、知らぬ間に無くなっていた。ふとした機会に復刊されている事実を知り、懐かしさも手伝って買ってみた。大災害等が起きたときにどうやって生き抜くのか、を書いてある本なんだけど、現代に生きている上では必要が無いけど、サバイバルには必須な知識が満載で、改めて読み直してみても面白いなぁ、とか思った。あと、昔読んだ内容を意外に覚えていてびっくりした。

 

ただ、書いてある内容は古く、現在の常識から外れている部分もあるので、鵜呑みにしちゃうとちょっと問題ありだけど、文章の勢いとか挿絵の豊富さとかも手伝ってエンターテイメントとして非常に良く出来てる。

 

ちなみに似た内容でアップデートされた「新・冒険手帳」というのもあるので、本当にサバイバルしたい人はこちらがオススメ。

 

 男と女のワイン術2は、1が面白かったので買ってみた本。1はお店で飲むワインはこういうのがオススメ、みたいな内容だったと記憶してますが、2は酒店で買うにはこういうワインがオススメという内容で、全く違う切り口で書いてあるので、どちらもワイン好きにはオススメの本です。

あと、本の内容とは全く関係無いんだけど、最近、ローソンで買う数百円台のワインが非常に好み。安いのに昔の1,500円前後レベルのワインの味を出している気がする。コンビニも侮れなくなったなぁ、と本当に思うし、最近店で買うワインのレベルって、昔に比べて高くなったなとも思う。

 

1回5分 体が喜ぶ健康術(ガリバーBOOKS)

1回5分 体が喜ぶ健康術(ガリバーBOOKS)

 

 1回5分体が喜ぶ健康術は都合2回再読。これも非常に面白かった。前著となる3分操体法の本の続巻で、漫画仕立てになっており非常に読みやすい。ただ内容は非常に深く、一度読んだくらいだと理解(というか納得)できないと思う。自分の体で各種健康術を試してみると、なるほど体全体は繋がっているなぁ、というのが実感出来るし、一つ一つの動きも体の一部分を動かすのではなくて、体全体を連動して動かす、という感覚で動かすとより効果的だと思った。

 

ともあれ、毎日5分動くだけでだいぶ腰痛や肩こりが良くなってきます。それと5分間動くのを忘れた翌日は、肩こりとか腰痛が顔を出してくるので、このノウハウは本当に効果的だな、と思います。腰痛・肩こりに困ってる方は買ってみて損なしの内容。ちなみに西本直さんという方が書いた本ですが、この方はブログが猛烈に面白いので、ブログの方もオススメ。

 

 

スカイクロラ森博嗣さんの小説。久しぶりに森さんの小説が読みたくなって読んだけど、独特の文体がなんとも言えない雰囲気を作っており、なるほどこれは面白い切り口の小説だな、と思った。飛行機乗りが主人公のSF(というかファンタジー)。この雰囲気が好きな人は居るだろうし、日本の他の小説にはない雰囲気なので味わってみる価値はあると思う。ただ、個人的には乗り切れなかったな、というのが正直なところ。面白く無い、というのではなくて同調できなかった、というか。

 

天冥の標シリーズは久しぶりに今月2冊読了。このシリーズは日本最高峰SFだよな、と改めて思う。ただ、展開が良い意味で非常にきついので、面白いSFを読みたいという人にはオススメしますが、万人にはオススメ出来ないです。それと、この作品群は読むのに非常に体力使うので、個人的に休み休み読んでる。まだまだ最新刊までは長い。。。

 

首を整えると脳が体を治しだす、は体調不良なので読み始めた本だけど、内容は非常に良いと感じた。ただ、上記5分健康術でだいぶ体が整ってきたので、実践はペンディング中。読んで損なしの内容だけど、上記5分健康術の本の方が個人的にはオススメかな。


という感じで、3月は非常に豊作な印象でした。4.5月は映像系やゲームに時間を費やしてしまったので、あまり読書してないです。なにより今やってるゲームが面白すぎて、5月は今日までに2冊しか読んでない体たらく。6月はギアを読書に切り替えて読もうと思うけど、今やってるゲームまだまだ先が長そうなので、読書目標は5冊くらいにしておこうかな、とも思う。

2016年2月に読んだ本をレビューする

 

2月に読んだ本は5冊。体調低下気味であまり本が読めなかった2月でありました。例によって面白い順に並べて上位3冊についてたくさん書きます。

 

 ・武器としての交渉思考

 ・スローライフでいこう(再読)

 ・作家の収支

 ・定本 百鬼夜行

 ・生涯健康脳

 

 

武器としての交渉思考 (星海社新書)

武器としての交渉思考 (星海社新書)

 

 

 武器としての交渉思考は、交渉をするにはどういう思考をすれば良いのか、が書いてある本。相手の利害を考えろとか、第二案(断られたときの代替案)を持って交渉に臨めとか、アンカリングをするのが大事(要は先に自分が持ってきたい所に錨を降ろせば、その範囲で交渉が望める)とか、こういう事をきちんと意識して交渉すると有利な交渉が出来るよな、というのがよく分かる本。

 交渉をせずに人生を生きるのはほぼ不可能なので、ならば交渉を上手く使うことが出来れば人生をより良く生きることが出来るよな、と改めて思ったりもした。

 

 

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

 

 

 スローライフでいこうは、1月に引き続き再読。寝る前の鎮静剤としては最適。詳しい感想については、前エントリの文章をご覧下さい。この手の本を寝る前に読むと安眠できるよなーと改めて思った。寝る前に考えたこと、読んだことが脳味噌に定着しやすいとは言うけど、こういう落ち着いた思想を脳味噌に定着できると人生を幸せに過ごせるようになるな、と思う。

 

 

作家の収支 (幻冬舎新書)

作家の収支 (幻冬舎新書)

 

 

 作家の収支は、作家の森博嗣さんが自分の収支について赤裸々に書いてある本。そういえば昔は森さんの小説やらエッセイをたくさん読んだなーと思い、久しぶりに森節が読みたくなって買った本。相変わらずの文章の読みやすさと、「ここまで書くんだ!」と驚くくらいに収支に踏み込んだ内容で、非常に面白かった。まぁ、収支とはいっても収入に部分が殆どだったけどね。作家という人の収入が気になる人は読んでみても面白いと思う。

 

百鬼夜行陽も、久しぶりに京極夏彦さんの文章が読みたくて買った本。昔の長編に付随する内容の短編集なんだけど、こういう短編って元ネタが分からないと面白く無いことが多い。昔の長編の内容なんて殆ど覚えてないので、殆どの短編は読み終わっても「ふーん」という感じの読後感しか残らなかった。

 

あと、オイラが読みたいのは登場人物である京極堂の独特の語りや榎さんの奇行だったなーと言うのも再認識出来た。他の人物(脇役)の話を読んでも別に面白くないんだなぁ、というのもよく分かった。京極堂シリーズの最新刊っていつでるのかね。そういえば、漫画のシリーズは姑獲鳥の夏しか読んでないので、他のも読んでみたいな、と思ったり。

 

 生涯健康脳は、まぁ、一言でぶった切るなら「大したことは書いてない」という内容。本屋で立ち読みすればOKな感じ。具体的には、脳にとっては寝た方が良いとか、アルコールが良くないとか、音楽が良いとか、知的好奇心が良いとか、既知の内容が多すぎるという感じ。まったくこの手の本を読んだこと無い人なら楽しめるかも知れないけど、脳について興味があって情報を集めている人に取っては、知的好奇心が満たされず筆者が言うところの生涯健康脳にはとうてい繋がらない内容。

 

 まぁ、面白く無い本を読むことで刺激を受けることもあるなぁ、と逆説的な事も考えた。


 という感じで、2月も(それなりに)読書を楽しめました。3月はたくさん本が読めて、4月、5月は映画やゲームに時間を使って思ったより本が読めないという流れ。まぁ、色んな事をやり過ぎると本は読めないよね。当たり前だけど。

2016年1月に読んだ本をレビューする

気がついたら今年も1/3が既に終了しているという恐ろしい事実に今更ながらに気がつく今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。体調がいまいちな事もあり、ブログも更新できない日々が続いています。ようやく体調が上向きになってきたので久しぶりにブログ書いてみますよ。

 

さて、本年1月に読んだ本のレビューをしてみます。1月は10冊の本が読めました。例によって面白い順に並べてみて、上位3冊について詳細なコメント書きます。

 

 ・アルゴリズムは世界を支配する

 ・スローライフでいこう(再読)

 ・最速の仕事術はプログラマが知っている

 ・ゼロ秒思考術 実行編

 ・真夏の方程式

 ・もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら

 ・ジョコビッチの生まれ変わる食事

 ・ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか

 ・糖質制限の真実

 ・しつこい疲れは副腎疲労が原因だった

 

 

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

 

 

アルゴリズムは世界を支配する、は現在、世界のあらゆる事象についてアルゴリズム(コンピューターによる問題解決手法)が利用されており、証券取引から始まり、ヒット曲の予想や、曲の自動生成、ビートルズの曲分析や、医療等々にどのようにアルゴリズムが活用されているか等々、が詳細に書いてある本。主には証券取引の内容が多いんだけど、他分野の事も非常に興味深く、これからの時代がどのように進んでいくか、がよく分かる。

 

昨今、囲碁アルゴリズムが人間を凌駕した、というニュースが出てきたけど、これからの時代は人間の出来る領域がどんどん減ってくるため、人間とコンピュータが出来る領域を把握しつつ、人が如何にコンピュータを使うのか、を考える事がものすごく重要になってくると思った。多少マニアックな内容も多いけど、これからの時代を生き抜くための知識が並んでいるのでオススメ。

 

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

スローライフでいこう―ゆったり暮らす8つの方法 (ハヤカワ文庫NF)

 

 

スローライフでいこう、は何度読んだか分からない本。現代はスピードを上げる事ばかり注目されるが、スピードを落とすことで人生の本当の豊かさが得られるという内容。定期的に読んでるけど、読む度に色んな示唆を与えてもらえる。一回、文庫で絶版となり、新装版になって出たけど、また購入困難になっている本。保存用に新装版を買ってしまった。うちの本棚には2冊が並んでます。ちなみにまだ、ネットの本屋さんで買えたりするので、興味がある方は読んでみるのを本当にオススメします。時代によって古びない本って素敵だな、と思う。

 

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

 

 

最速の仕事術はプログラマが知っている、はプログラマでもあり社長でもある清水さんが書いたプログラム手法からヒントを得た仕事術を書いた本。カナ入力にした方が早く入力が出来る、とかよく使うフレーズは徹底的に辞書登録した方が良いとか、色んなツールを使った方が効率が上がるとか、進捗会議はチャットでやった方が早いとか、時には歩いた方が情報が手に入るとか、プログラムに関係あることから、関係無いことまで色々書いてあって面白い。明日から試せるアイデアが多くて、非常にためになった。こういう仕事術本はたまに読むのは良いなぁ、と思った。

 

ゼロ秒思考術実行編は、ゼロ秒思考術が面白かったので続巻を買って見た。内容としては面白いのだが、前書ほどのインパクトは無い感じ。一読の価値はあるけど、再読はしないかな、という感じ。真夏の方程式東野圭吾さんの推理小説(ガリレオシリーズ)。トリックでびっくりとするという事は無いんだけど、着地点がどうなるかが非常に気になる小説でした。映画にもなった作品だけど、本当に文章は上手くて読ませる。シリーズファンならオススメ。ドラえもんの本は、実際にドラえもんの秘密道具が実現したら世の中の会社がどのような対応をするか、が書いてある本。知的トレーニングみたいな感じで楽しめたのだが、一読すれば良いかな、という感じ。

 

あとは体調不良を解消しようと思って読んだ本が4冊。ジョコビッチの生まれ変わる食事、現在テニスナンバーワンプレイヤーのジョコビッチが食事を変えたらプレー内容が激変した、という内容。具体的には小麦を食べない生活をしたら体調が復活した、という話なんだけど、誰にでも当てはまる普遍的な内容が書いてあって楽しめた。試しにオイラも小麦を抜く生活をやってみたら体調が回復してきた。ケトン体が人類を救うは、産婦人科の人が書いた本で、糖質制限をすると体内でケトン体が増えるが、ケトン体増加は体に悪くなく、胎児や妊婦はケトン体を栄養にしているので、糖質制限は人間に良いんだよ、という事が書いてある。大筋はうなずけるのだが、人間は糖質とケトン体の両方を燃料に出来るわけで、過度な糖質制限を行うよりは、両方の機構(糖質とケトン体)を使った方が良いんじゃ無いかな、と個人的には思った。

 

糖質制限の真実は、簡単に言うとロカボ(ローカーボン)の食事をすれば健康になる、という内容。現代は糖質の取り過ぎなのは間違いないので、糖分、炭水化物は抑えつつ、タンパク質(肉、卵類)を増やしていきたいな、と思った。しつこい疲れは副腎疲労が原因だったは、よく寝たり腸内環境を整えることで副腎の疲れを取るとしつこい疲れが取れる、という内容。この本を読んでから睡眠時間を増やして腸内環境を整えるサプリを飲んだんだけど、確かに体調はすこし良くなった気がする。本の内容自体はあまり濃くないのでさらっと読めるけど、正直内容は薄い。一読すれば良いかな、という内容。


という感じで1月も楽しく本が読めました。2月以降の感想はまた後日書きます。

2015年12月に読んだ本の感想

2015年12月に読んだ本は9冊。例によって面白い順に並べてみます。12月は割とたくさん本が読めた印象。2016年もたくさん本を読みたいな、と思う。
 
 ・ラオスにいったい何があるというんですか?
 ・博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか 
 ・白熱洋酒教室
 ・逆転
 ・日本の宝・和牛の真髄を食らい尽くす
 ・ゆるんだ人からうまくいく。 意識全開ルン・ルの法則
 ・宇宙戦艦ヤマトをつくった男 西崎義展の狂気
 ・「業界再編時代」のM&A戦略  №1コンサルタントが導く「勝者の選択」
 ・最速でおしゃれに見せる方法(3回目)
 
ラオスにいったい、が12月で読んだ本の中で一番面白かった。村上春樹の紀行文をまとめた物。ベースはJALの機内誌用に書いた文章とのことで一般向けに書いた内容が多く、過去の紀行文にあったような破天荒な内容はなりを潜めている。あと、昔は貧乏旅行をしていたのでトラブルに遭遇していたと思うんだけど、村上さんが老年になった事に加え、お金もあるため全体的に優雅に旅行になっているため、トラブルも少ない。トラブルが少ないが故に紀行文としての面白さが減じているという感じもある。やっぱり旅ってトラブルがあるからこそ面白い、というのがあるからね。まぁ、色々書いたけど、読み始めたらあっという間に読み終わったので、買って損はなかったなとは思ってる。ただ、昔の紀行文のように繰り返し再読するか、と問われるとたぶん繰り返しの再読はしないんだろうなぁ、とも思う。
 
博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか

 

 

博多うどん、はサカキシンイチロウさんの本。ほぼ日での連載は連載当初から毎週楽しく読んでおり、今回は久しぶりの新刊ということで喜び勇んで買ってみた。内容は、博多うどんは美味しいのだが、なぜ関門海峡を超えられないのか、という事について紀行文を中心に書いてある。表題の謎解きはびっくりするような内容ではなくて、至極単純な理由が書いてある。そういう意味では読んでいて肩すかしだったけど、紀行文としては抜群に面白いし、読んでいると、たまらなく博多うどんが食べたくなってくる。素敵な文章でした。勢いがある紀行文という意味では村上春樹より上かもなぁ、とそんなことをぼんやり考えた。
 

 

白熱洋酒教室 (星海社新書)

白熱洋酒教室 (星海社新書)

 

 

白熱洋酒教室は、ウィスキー、ラム、ブランデーについてわかりやすく書いてある本。ラムについては個人的にあんまり知らなかったので、非常に楽しめた。ウィスキーやラム、ブランデーについてよく知らないけど知識を学びたいという人には非常にオススメ。ただ、本を読んでいて気になる点としてリニューアルした余市についてはっきりと書いてなかった所。ウィスキーが好きで、リニューアル余市の事を触れるなら、しっかりと自分が感じた味について書くべきだと思う。
 
ちなみにオイラ的には「開栓したときは従来の余市の30%くらいの味、しばらく置いておくと65%くらいの味になった」という感想。値段が高くなったのは仕方がないとしても、熟成度合いの低いのを商品を出してきたのには正直ガッカリでした。ウィスキーって長期熟成する商品なんだから、長年のお客さんの期待を裏切るような商品を出しちゃダメでしょ。ほんと。まぁ、また10年後くらいの余市に期待したい。
 
逆転は、元日本代表ラグビーコーチの人が読んでいた本だと言うことで読んでみた。各種の人生における逆転劇について書かれており、序盤から数章は最高に面白いのですが、後半に行くに従って尻すぼみという印象。後半まで序盤のテンションで突き進んだら最高の本だったと思う。まぁ、総じて面白かったので、読んで損なしだとは思うけど、序盤が良すぎたという感じかな。和牛の本も最初は面白いんだけど、後半に行くに従ってまとまりのない内容になってきた印象。あと筆者が経営しているお店で肉を食べないと結局よく分からない、という感覚にも包まれた。和牛に興味がある人は読んで面白いと思う。ゆるんだ人は、まぁ、なんというか表現するのが難しい本。呼吸を吐く際にゆるむと上手くいく、加えて付属CDを聞くと体がゆるんで良い、という内容。個人的には割とこういうオカルトっぽい感じの本は好きなので非常に楽しめたけど、万人に勧められるかと言われると微妙な感じはある。CDも5回くらい聞いたけど、その後は聞いてない。
 
ヤマトの本は、なんというか破天荒な男が作った規格外のアニメ作品があり、巻き込まれた人は大変に苦労をしたが、生まれた作品は間違いなく日本の文化を変えた、と言っても過言ではないものが出来た、という内容。どの時代も狂気な人が時代を変えるんだなぁ、とそんなことを思った。強烈に面白いのですが万人に勧めることが出来る内容か、と言われると非常に微妙な感じ。M&A本は売る側の視点の本で有り、買う側の視点では「M&Aセンターの広告本」みたいな内容だった。もちろん、参考になる内容は多かったんだけど、買う側の視点の話を読みたかったので食い足りないなぁという印象。最速でおしゃれは、再読3回目。読めば読むほど再発見があって面白い。そろそろおしゃれについては実践してみた方が良い気がしてきた。
 
あと、オイラの悪癖として、「理論は大量に学ぶのだが、行動はしない」というのがある。今年はいろんな知識を身につけるのも良いけど、いろんな事を実践していきたいな、とそんなことを思ったりした。
 
 
 
 

2015年11月に読んだ本をレビューする

 11月が終わって半月が過ぎようとしていますが、ようやく11月に読んだ本をレビューしてみる。11月は体調不良もあり4冊でした。12月はここまで半月で割と本が読めていたんだけど、また体調不良がぶり返してしまった。体調不良の原因の一つとして情報過多もあるなぁ、と思ったので、体調が治るまでは脳味噌入れる情報量は抑えつつ、年末まではゆるゆる過ごそうかな、と思ってる。

  

 さて、例によって面白い順に並べてみる。スキンコレクターとワークルールは抜群に面白かった。今年読んだ本の中でも10冊に入れても良い出来でした。

 

 ・スキンコレクター

 ・ワークルール

 ・「めんどうくさい」がなくなる本

 ・最速でおしゃれに見せる方法(再読)

 

 

スキン・コレクター

スキン・コレクター

 

 

スキンコレクターはジェフリーディーヴァが書いている安楽椅子探偵リンカーンライムシリーズの最新作。リンカーンライムシリーズは推理小説ファンなら読んで損なしの作品だと個人的に言い続けていますが、今作もいつもどおりのクオリティで非常に楽しめました。ただ、本作はシリーズ物ならではの面白さ、みたいなのがあるので、シリーズを1作も読んだことがない人にはあんまりおすすめ出来ないかな、とは思います。ともあれ、シリーズファンなら買って損なし。シリーズ読んだことない人は、「ボーンコレクター」からどうぞ。

 

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

 

 

ワークルールは、Googleの人事担当役員が書いたGoogleにおける人事制度(採用から評価まで)が詳細に書いてある本。Googleは色々と考えた人事制度を持っているなぁ、と感心すると共に、全部採用するのは難しいなぁ、とも思った。ただ、非常に示唆に富んだ内容でもあるので、部分的でも取り入れると効果が高いんじゃないかな、と思ったりもした。

 

「めんどうくさい」は、序盤は面白かったんだけど、後半に行くにつれて単なる啓発本になってしまったな、という印象。色んな事を盛り込もうとしているのは良いんだけど、本全体に統一感がないという感じ。色んな啓発本やビジネス本を読んでいる人は、割と既知の内容が多い気がした。まぁ、興味がある人は目次を眺めてから買うのが良いと思う。

 

最速でおしゃれは、10月に読んだけど、11月にも再読してみた。再読も割と楽しめた。再読が楽しめた理由として、もともとファッションにあまり興味が無かったので、始めて読んだときはあまり内容が脳味噌に浸透しなかったのがあるな、と自己分析。ともあれ、ファッションノウハウが頭に浸透するまで時間がかかるんだろうな、と思ったので、定期的に再読して内容を見つけたいな、と思ったりした。あとは実践も大切だと思う。とりあえず、オススメに従って靴とスーツは買ってみた。どちらも割とお気に入り。理論が分かるとファッションって気楽なものになるともに楽しみにもなるなぁ、とか思った。未読の方には非常にオススメ。

 

最速でおしゃれに見せる方法

最速でおしゃれに見せる方法

 

 

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あと、今年読んだ本ベスト5みたいな文章を書いてみたいな、とちょっと思った。1-11月に読んだ本でお気に入り、みたいなのはありだよね。まぁ、全部ブログに書いてあるので、割と時間がかからず作れそうな気もする。体調が許せば作ってみたい。

2015年10月に読んだ本をいまさらレビューする

 

10月に読んだ7冊は以下の通り。例によって面白い順に並べてみます。再読本が一番面白いとかなんだそれ、という感じですが、今月はどれも楽しめました。ちなみに11月は体調不良も重なり、あまり本が読めなかったので12月は読書量を増やしていきたいな、とそんなことを思っております。

 

<2015年10月>

 ・走ることについて語るときに僕の語ること(再読)

 ・3か月で結果が出る18の営業ツール :

 ・最速でおしゃれに見せる方法

 ・正直(再読)

 ・ログ・ホライズン10巻

 ・紅の豚 ファンブック

 ・孤独のグルメ 巡礼ガイド2

 

 

 

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

 

 走ること、は村上春樹さんが走ることについて書いた本。たぶん読むのは3回目。(ハードカバーで1回、文庫で2回)村上春樹は小説も好きだけど、エッセイも好きだなぁ、と再認識。走ることによる効用がたくさん書いてあって、この本を読むと無性に走りたくなる。体調がもうちょっと回復したら走りたいな、と思ったり。

 

3か月で結果が出る18の営業ツール

3か月で結果が出る18の営業ツール

 

 3ヶ月で結果が出る、は中小企業診断士の方が書いた本。営業をどうやったらマニュアル化(ノウハウ化)できるか、言い換えれば入社1年目の社員を営業マンとして育てるためにはどういうノウハウを教えたら良いか、が書いてある本。この著書の講習を先日受け、講習内容が面白かったので本も買ってみたけど、中小企業で営業に悩んでいる会社は漏れなく買っても良いと思わせる名著でした。また、営業にかかわらず様々な業務を如何にしてマニュアル化するか、にも使えるので営業以外の人も買って損なし。

 

最速でおしゃれに見せる方法

最速でおしゃれに見せる方法

 

 

最速でおしゃれ、は新聞広告に載っていたので買って見た本。おしゃれはノウハウだ、という事が書いてあり、能書きが好きなオイラに取っては目から鱗が100枚くらい落ちた内容。文章は正直こなれてない部分も有り、冗長な内容も多いんだけど、ノウハウ自体は無茶苦茶参考になる。写真も豊富だし、コーディネートの参考になることが非常に多い。なるほどね、こういう本は10年くらい前に読みたかったわ、とか思った。生まれて初めてファッションって面白いな、と思った。

 

正直、は松浦弥太郎さんの本。読んでいる最中はスゴぶる面白いのだが、読み終わると良くも悪くも内容がほとんど思い出せないという謎の本。再読している最中も面白かったのだが、読み終わると内容が頭に残ってない不思議。また、折に触れて読み直したい。

 

ログホライズン10巻は物語が世界観の解明に向かってきたので、オイラ的には好みな内容。物語自体も面白いのでこの世界観を味わい続けたいのだが、下手に伸ばすよりも15巻くらいで完結してくれると嬉しいなぁ、とも思ったりもしてる。

 

紅の豚ハンドブックは映画作成当時のスタッフのインタビューをまとめた本。既知の内容もあったけど、知らない内容も多くて非常に楽しめた。紅の豚、がお好きな人にはお勧め。

 

巡礼ガイド2は、孤独のグルメ’(漫画、テレビ)で紹介されたお店の紹介本。写真が豊富で眺めているだけで楽しい気持ちになるのだが、文章が原作のダイジェストみたいな内容となっており、もうちょっと別の情報も織り込んで欲しいなぁ、と思ったりも。あと、どの店も予約が非常に取りにくくなっているようで、実際に店に行けるのは3年後くらいかなぁ、とぼんやり考えた。


ということで、10月のレビュー終了。11月に読んだ本は少ないので、明日以降サクサクとレビューしたいな、と思う。

気がついていたら終わっていた10月

 

9月に引き続き10月も体調不良との戦いでした。先日、頭痛で夜中に起きてしまい、そこから眠れず内科に行ったら「帯状疱疹由来の神経の痛みじゃないですかね。」という見立てで皮膚科に行って頭痛の薬をもらう。数日飲んで頭痛はだいぶ良くなったけど、この薬の副作用である「倦怠感とねむけ」が発生してしまい、仕事も100%進まないし、夜は無茶苦茶眠くなるので趣味も進まず、休日は半日は寝ている感じです。おまけに、お酒も飲めないので、やれやれという感じです。

 

10月も色々とやったんだけど、忘れないうちにメモしておきます。

・ハースストーン ランク13(上位10%入り)とArenaで6勝

・キングダム 39巻まで読了(Kindle版にて)

立体ピクロス2(3DS) 300面くらいまでクリア

姑獲鳥の夏 漫画版全巻(4巻)読了

・だらだらとスパクロ(iPhoneスパロボ

・ゆるゆると、にゃんこ大戦争

 

ハースストーンは、カードを増やすためにデイリークエストクリアを優先しており、特定のデッキに特化せずに色んなデッキを使っている。ドクターブーム(強カード)をクラフト(作成)してから勝率が多少上がり、先月はランク13で終了。上位10%に入ることが出来ました。ちょっと嬉しい。今月はランク12を目指す予定。すこしづつコツコツと上げる作戦。ハースストーンは強いカードを(時間はかかるけど)作れるから良いよね。

あとキャラクタとしてシャーマン(ちなみに弱キャラ)にこだわっているのも勝率が上がらない一因かもしれない。強キャラであるパラディンとかメイジとかハンターのデッキにこだわろうかな、と考え中。昨日、1600ダスト溜まったので、軽く悩んだけど趣味でファイヤーボールおじさん(強カード)をクラフトしてテンポメイジを作ってみたのだが、このカードはまると強い。楽しい。はまらないと負けるという潔さもまた良し。

あ、そういえば先日、日本語化したので、気になる人は遊んでみるのオススメです。

 

キングダムはKindleにおける最新刊である39巻まで読了。紙版は40巻まで出ているのだが、Kindle版はちょうど1巻分遅れる計算。3ヶ月に1巻出ているペースなのだが、紙の最新刊が出てから3ヶ月後にKindle化されるみたい。何でも良いが、早く続きを読ませてくれ、という気分。

 

立体ピクロス2は割と毎日遊んでいるが、ようやく300面オーバー。あと50面くらいありそうな感じ。クリア済みの面も最高ランクでクリアしてない面が30面ほどあるので、どうしたもんだと思ってる。まぁ、積みゲーも多いので最高ランクにこだわらず普通に全部クリア出来れば良しかな、と今は思ってる。

 

カタチ新発見! 立体ピクロス2

カタチ新発見! 立体ピクロス2

 

 姑獲鳥の夏(漫画版)はKindleでふと発見して、試しに1巻読んでみたところ驚くほどに原作小説の世界観と内容が再現されていたので、残りは全部一気買いして1日で読了。京極堂と礼二郎のキャラが非常に立っている時点で、この漫画化は80%成功していると言って良い。

あと、ストーリーを全部再現するのは無理なので登場人物やストーリーをオミットしているのですが、例の謎解きの部分に1.5巻の分量を使っているため、このバランス配分は正解だなぁと思ったり。個人的には大満足でした。120点の出来だと思う。良くもまぁ、原作世界をここまで再現したものだと感心しきり。他の作品の漫画化しているみたいなので、いずれ読んでみたいな、と思った。ただ、良くも悪くも濃い4巻だったので、もう少し時間が経ってから読もうと思う。続けて読むと頭痛が悪化しそうw

 

 

iPhoneゲーとして、スパクロとにゃんこ大戦争はゆるゆる遊んでる。どちらもスタミナがこぼれても気にしないというくらいにダラダラと遊んでる。ゲームとしては飽きたのだが、暇つぶしとしては良いかなぁ、という程度に遊んでいるというか。

スパクロはガチャでキャラクタが出てくるのだが、回しても回しても自分が好きなキャラクタが出てこない。良くも悪くも運任せ。まぁ、強キャラ自体は出てくるのでストーリー自体は進められるのだが、スパロボの一番の楽しみである、「自分が鍛えたいキャラに特化する」と言うことが出来ないのでテンションが上がらないこと山のごとし。初期使用キャラの内、1種類のSRを選べる、という風にしておけばだいぶ印象が違ったのにな、と思う。あとロードが妙に長いのと、無駄に通信が多いのと、メインのゲームがつまらないという致命的な欠陥がある。先行作品(パズドラ等)があるのだから、そのアクセスの方法とかロードの少なさを見習って欲しいな、と思ったり。ゲームの面白さも同様。オートと倍速がなければ多分遊んでない。

にゃんこ大戦争はまぁ、割と飽きている。ほんと惰性で遊んでいる印象はある。3章クリアしたらしばらくペンディングかなーとぼんやり思ってる。

 

という感じ。まぁ、こうして書くと割と色々とやってるけど、10月は体調不良で思ったよりは色んな事が進んでいない印象。11月はもう少しやりたいことを進めたいなぁ、と思う。

 

ちなみに10月に読んだ本については、明日以降書く予定。

 

そういえば、以下の本、ほぼ毎日読んでいるのですが、ようやく読了しそう。中身が濃いので読むのが大変。会社員(人事・総務担当)の方には諸手を挙げてオススメします。会社の業務改善に使えそうなアイデアがゴロゴロしてますよ。

 

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える