酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

能力的に見切りをつけたとしても、人として見切りをつけてはいけない(んだろうね。):日刊酒ねこ110

 

仕事の能力が高くない後輩に対してどのように対処したらよいか、軽く悩んでいる。

 

罪を憎んで人を憎まずではないけれども、仕事能力は本人のギフト(天からの贈り物)であるわけだから、ある特定のギフトが無い人を、そのギフトが無いという事だけで人として見切るのは間違いだよな、と思う。ただ、このことは理性では割り切れるけれども、感情では割り切れてなかったりもする。このあたりの精神的折り合いをどのようにつけるのか、がオイラの喫緊の課題とも言える。

 

まぁ冷静に考えてみると「オイラが勝手に期待して勝手に諦めているだけ」なので、本人には何の罪も無いんだよな。本人が出来る範囲内の仕事を、本人のペースでやってもらうしかないんだろうな、と思う。高すぎるハードルはお互いに不幸になるだけだから。

 

ともあれ、仕事の要諦を掴むとか、仕事の優先順位を把握するとか、重要な仕事からこなすとか、与えられた仕事を忘れないとか、同じミスを繰り返さないとか、二度目に同じ仕事が来た時は前回の経験を生かすとか、こういうのは意外と得難い資質なのかな、とも思ったりもする。

 

あと「午後16時」に代表されるような誤字満載の文章を提出してくるとか、「採用面接前日まで面接官に当日のスケジュールを配ってない」とか「短期駐在員の布団の発注日を間違えてしまう」とか、こういう些細な事でガッカリする毎日であるのも事実。こういう細かい事を漏れなく遅滞なくこなすって事は資質とか素養であって、教えたとしても簡単には直らないよなぁ、、、とか思うと天を仰ぎたくなる。(最近良く仰いでるけど。)チェックリストを作ったとしても、チェックリストの項目が膨大になりすぎる気もするしなぁ。まぁ、簡単なチェックリストは要所要所で作って行こうとは思った。その方がお互い幸せだし。

 

比較しちゃいけないけど、資質とか素養という意味では今年入った新人の方がよっぽども伸びしろがあるんだよね。一度教えたことは忘れないし、適当な指示を与えても仕事をこなしてくれるし、締め切りは忘れないし。まぁ、個人のギフトにあんまり依存しないような仕事の仕組みをしていくしかないのかな、とも思ってる。そういう仕事作りをするのも管理者の仕事だしね。もうちょっと仕組み作りという面を模索していこうと思う。

 

----

昨日の酒ねこ:休肝日(7日目)

昨日の歩数:7,000歩(今朝のジョグ0分:16日間累計2時間49分)

 

お酒飲まない生活は何気に継続中。身体がお酒を欲してない感じ。まぁ、そろそろ試しに飲んでみようかな、という気持ちになってきたので、今晩くらい調子を見てかるく氷結を飲んでみようかなーと画策中。予定は未定。

-----

◇2014/05/13(火)追記

改めて読んでも当時の自分は疲れていたなぁ、と思う。今のオイラなら、出来る人に仕事をを集中して、出来ない人は出来ないなりの仕事をやってもらう、という方向にバッサリとシフト出来る気がする。

 

何にせよ出来ない人に引っ張られるあまりに全体のクオリティを下げるよりも、さっさと自分でやってしまった方が早い気がする。

 

現在のレベルが低いとするのならば、少し成長すればよしとし、大幅な成長は望まないのが一番だと思う。急激な成長を望むのは本人も苦しいだろうし、周りもつらいから。

 

それと成長するかしないかなんて周りが決める話では無く、本人が自分で選択するしか無いからね。成長したくない人に対してコーチングしても、お互い疲れるだけだからね。