キングダムはじめました。
キングダムという漫画がある。秦の始皇帝の話。春秋戦国時代は個人的に非常に好きなの時代だし、小説や漫画もたくさん読んでる。なので、キングダムもいつか読みたいなぁと思っていたのだが、巻数の多さ(現在40巻?)と表紙の絵柄のクセの強さから、ちょっと敬遠していた。ただ世の中的に非常に評判が高いので、とりあえず1巻だけ読んでみるか、とKindleで購入してみたのが運の尽き。
気がついたら3連休を使って32巻まで読み終わってました。我ながらアホ過ぎる。
まず物語としては個性有る登場人物達が縦横無尽に暴れまくるし、その成長過程も楽しめるものとなっている。また、当初はクセのある絵と思っていたけど、読み始めると全く気にならなくなる。また、ものすごい遠大な伏線をきちんと回収してくれる手腕も見事。あと戦闘シーンの迫力は圧巻の一言。一騎打ちのシーンやら、武将達が倒れるシーンがまた印象的。16巻のあのシーンは今まで読んできた数多の漫画の中でも屈指のシーンだなぁ、と思った。なんでこの物語を早く読まなかったのか、と軽く後悔したくらいに。
ただ絶賛ばかりではなく不満もあるのも事実。物語の進み方がとにかく遅いのよ。冗長なシーンが多いのも気になるというか。要は同じ事の繰り返しみたいなシーンが散見されるんだよね。まぁ、これはオイラが一気に読んだ弊害だとは思うんだけど。
ともあれ、このあとの史実の出来事を考えるに、このペースで全部の物語を書ききろうとすると100巻は軽く必要だぞ、と軽く頭がクラクラする。
あと、史実でそれほど有名じゃない人にスポットライトが妙に当たるのも気になる。まぁ、これは歴史解釈の違いと言うことで容認できる部分ではあるけどね。
まぁ、上記不満はあるものの、出てくる登場人物達の魅力が大きすぎて、読んでいる最中は読む手が止まらない。歴史物が好きな人でかつ、このあと100巻まで読んでも良いぞ、と覚悟がある人には無条件でお勧めします。オイラはまぁ、100巻だろうが150巻だろうが読んでいこうとは思っているけれども。
いや、ほんと自分が知らなくて面白い漫画って世の中にはゴロゴロしているなぁと改めて思った今日この頃でありました。
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昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ→梅酒(ロック)
なんとなく頭痛が続いているけど、お酒は美味しく飲めているので良しとしたい。ただ、この頭痛はなんとかしたいなぁ、ほんと。