2016年5月に読んだ本をレビューする
5月に読んだ本は3冊。4月に引き続き体調不良継続と、たまった映像を中心に見ていたので、あまり本が読めませんでした。久しぶりにゲームにはまっているのも原因かも。まぁ、3冊なのでサクサクとレビューしますね。
・京大式おもろい勉強法
・自分を変える習慣力
・アルスラーン15巻(戦旗不倒)
京大式おもろい勉強法は、勉強法の本というよりは京大学長が自分が得た経験を共有するために書いた本という感じ。処世術、という方がタイトルに合っていると思うんだけど、この「京大式おもろい処世術」みたいなタイトルだと売れない気がする。ともあれ、書いてある内容は経験に裏付けされた非常に示唆に富んだ内容で面白い。自分としての軸の持ち方や、敵を作らない事の大切さや、人と共有する時間の長さが大切である等々。人間関係構築について明日から使える具体的な事が書いてあって非常に有用。勉強法を学びたい人には肩すかしな内容ですが、処世術を学びたい人はオススメです。
自分を変える習慣力は、習慣が人生を変える、的な本ですね。色んな本に書いてある習慣に関する知見と著者の経験をうまく整理・再構築した感じの内容。個人的に習慣本はいくつか読んでいるけど、良くまとまっているし、この内容を実践すれば自分を変えることができるな、と感じた。続巻も6月に読了したけど、どちらもほんと良くまとまってる。両方まとめてオススメできる内容。ただ広く浅く、という内容でもあるので、習慣についてもっと深掘りしたい人は類書を読んでみても良いと思う。まぁ、この本を読んで、実践を繰り返した方が身になるかも知れない。
アルスラーン15巻については、「アニメ化の影響もあって、ここ数巻と比較すると割と持ち直した内容。ただ、昔(第一部やら銀英伝)に比べるとだいぶレベルが落ちた作品になっちゃった」という感じ。端的に言うとキャラをあんまり大切にしてないし、話が迷走しているし、物語の深掘りがあまり出来てないし、言うなれば末期のグインサーガに良く似た感じで、巻数を重ねるけど物語の深淵に届いていかない、もどかしさがある。
こうなってしまったのは、刊行間隔が空きすぎたのが一番の原因かとは思う。まぁ、泣いても笑っても残り1巻。物語の最後をきちんと看取ることがファンとしてのつとめだと思ってます。うまく物語が着地してくれると良いな、とほんと思います。
という感じで5月は3冊でした。6月は今の所3冊読了。相変わらずのローペース。今は、久しぶりにゲーム(ペルソナ4)にはまってるので、これが終わるまでは本の消化スピードは落ちる感じかな。
ペルソナ4 ザ・ゴールデン PlayStation (R) Vita the Best
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2015/02/05
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