酒ねこの何気ない日常

こころに移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてみる。平日ほぼ毎日更新(予定)。土日は気が向いたら更新。

誤りを指摘するときに改善点を言う必要があるか否かについて

「文章における誤り」を指摘するときには、改善点を言う必要は無い気がする。

 

たとえば、

・誤字脱字の指摘だった場合→淡々と修正する

・わかりにくいという指摘であった場合→(必要があれば)わかりやすいように修正する

・相手が誤解した場合→(必要があれば)誤解が無いように修正する

ということで事足りるわけだし、指摘の95%は元の文章を向上させてくれる有益なものだと思う。

 

ただ、経営や政治における誤りを指摘するときは、改善点を言う必要があると個人的には思っている。経営や政治においては、何をやっても100%効果があってデメリットが無い、という事は殆どあり得ないから。

 

たとえば、良く俎上に上がるのは品質と価格の話。原材料の高騰がある中で、消費税増税があり、消費者の財布が堅くなっている状況があるとする。品質を落とせば安く提供できるし、品質を維持しつつ価格を上げるという選択もある。品質を落とせばたたかれるし、価格を上げてもたたかれるのは良く有る話。要はどっちを選択してもたたかれる訳だ。

 

もちろん、品質を維持して価格も維持するのが経営努力でしょ?と言うのも簡単だけど、そんなに簡単にいかないでしょ。普通。なので、オイラは経営者をたたいても何も生まないと思っている。

 

ともあれ、経営者の選択は尊重しつつ、今の状況下において全ての条件を満たすことは出来ないけど、もっと良くなる道を一緒に模索しつづけることが大切だと、思う。

 

経営において単なる誤り指摘は思考停止と等しいと思うんだよね。言い換えるなら経営者は「そんなこと分かってるわ!」という指摘が多いというか。まぁ、単純に経営者が選択を間違えていることもあるので、そういうときはきちんと指摘した方が良いけども。

 

政治にもまったく同じ事が言えるんだけど、特に政治的な主張をしたいわけでも無いので、このあたりで終了。

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日曜日に受けた中小企業診断士2次試験の肉体的ダメージが大きくて、肩こりと首痛にさいなまれている。試験が終わったらアレもコレもやろうと思っていたけど、今週はあまり詰め込まず疲労回復を優先して、ゆっくりとすごそうと思う。

 

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昨日の酒ねこ:プレミアムモルツ→長雲(ロック)

秋はビールや焼酎のロックが美味しいなぁと思う。まぁ、一年中こんなことを言ってお酒を飲んでいる訳ですが(笑)